PDA

日本語版hx4700が発売され、webでは盛り上がってますが、PDA全体はあまり売れていないようです。


PDAの定義はというそもそも論はありますが、ノートパソコンの小型化、携帯電話の高機能化で狭い意味でPDAの領域がせばまっているのは事実でしょうが、TreoBlackberryOQOやVaioU(ついにアメリカでも発売!)や、Symbianが携帯で使われいることを見ると、境界が以前ほどはっきりとはなくなって、用途で選べる時代になったのかな、と思います。


まず、アメリカで町中で目に付くのは、Blackberryです。簡単に言えば、email専用に進化したポケベルなんですが、まず必ずと言っていいほどこれを持っているのが、法律事務所と投資銀行コンサルティング会社です。どちらも、企業をクライアントとする部門の担当者は必ず持っていて、会議の休憩などでは、一斉にメールチェックを始めるのが、普通の光景になっています。他にも多くの企業で、外部とのコミュニケーションの多い部門導入して社員に与えるケースも非常に多く、朝の通勤、空港、喫茶店など、至るところで使われています。会社のシステムとして導入しているので、男性のみならず、女性もけっこう使っているのが特徴でしょう。また、携帯電話としての機能もあがってきたようで、以前は、メールをBlackberryでチェックして、携帯で電話するといった使い方であったのが、最近はBlackberryで電話までする人も増えています。


次に目にするのはTreoです。Treo600になってよく目にするようになりました。個人的な感じでは、今までPalmを使用していたユーザーが購入しているのがメインではないかと思います。というのは、個人で買って使っているのを目にしますので。見れば見るほど使ってみたくなる端末です。


MS-smartphoneは、ほとんど見たことがありません。携帯と区別がつかないのでわからないという可能性はありますが、まだ歴史も浅く、表面上の機能はともかく、実際の使い勝手が悪いというような評価を目にします。


わがiPaqは残念ながら、なかなか目にしませんね。Treo180/270の時代は、それでもiPaqTreoが、少ないながらも同程度の頻度で目にはしていたのですが、Treo600以降は完全に差が付きました。iPaqの場合は、通信インフラとコストの面で通信端末として使うに不利な面があり、またメールの自動配信(プッシュサービス)も確立されていなかったので、配送などの企業システムのクライアントとしてならともかく、コミュニケーション端末としての使用は、設定などを苦にしないユーザーでないと難しかったのでしょう。 それだけにh6300には期待するのですが、これまでに実際のユーザーを目にしたことはありませんね。まだT-mobileのみの扱いで、AT&TやVerizonといった大手が販売していないせいもあるのでしょうか。


自分のことを言えば、h6300にはぐらぐらしました。といってもiPaqにこだわっているわけではなく、Treo650には未だにぐらぐらしているし、もしBlackberryで日本語が使えたら、信奉者になると思います。
Treoは、600まではバッテリが交換できないのがネックでした。メール端末として使えばバッテリをさらに消費するのは目に見えているので、交換不可では、いざというときに電話すら使えなくなるので不可、というのが結論でした。Treo650では交換可能になったようで、条件はクリアされていたのですが、買わなかったのは、実はhx4700の方が先に発売されたというのが結構大きな理由です。町中でも見るので、今でも見る度にほしくなってしまいます。


h6300は、これも悩んだのですが、携帯電話のように使うにはサイズがちょっと大きく、また、この手の機種はhpでは初めて(正確には携帯電話になるジャケットもありましたが)なので、様々な機能のバランスが悪い可能性あるだろうということで、やめました。次世代機が出れば、たぶんほしくなるでしょう。今の理想はこれですかね。
http://www.infosyncworld.com/news/n/4754.html
こんなのが発売されたら、すぐ買っちゃいそうです。