フル・リセット&再セットアップ

さまざまなソフトを入れているうちに、だんだん不安定になってきていたhx4700ですが、今日ついにハングアップしてしまいました。ハングは、まあそれなりによくあることなんですが、リセット直後に固まってしまうため、まるで使用不能状態になりました。これは128MB化せよとの思し召しか、としばらく悩みましたが、とりあえず再セットアップすることにしました。というのも、かねてから試したいことがあったからです。


SE_VGAやozVGAのおかげでReal VGA画面が堪能できるhx4700ですが、もともとメーカーの想定する使用方法ではないこともあり、若干見にくいときがあります。完全には対応していないソフトがまだあることや、ソフトのメイン画面はフォント設定できるも、設定画面や選択ダイアログや上部のバー(タスクバー?)のフォントなどがVGA化でかなり見にくくなります。システムフォントを大きなサイズにしても、まだまだ反映されない部分があります。レジストリをいじりまくれば良いのかもしれないのですが、完全に変えることにはいまのところ成功していません。クローズボタンも押しにくいし、スタイラスのタップで結構シビアな操作が要求される場面も多いのも難点です。


一方で、バッテリが長持ちし、Webなども便利に見られることもあって、h2210よりも長時間使用する傾向があります。そのおかげで、目が非常に疲れるようになりました。h2210を使うと、情報量は少ないものの、表示されるフォントがすべて大きく、長時間使うのであればこちらの方が目に優しいのではないかと、最近何度か思ったこともあり、対策として、上下のバーなどはOS標準のまま、ソフトのメイン画面をVGA化するようにしようかと思っていました。VGA液晶のおかげで小さいフォントもつぶれないので、Real VGA化するのではなく、小さめのフォントで多目の情報を表示すればいいのではないかと。


ということで、今回のフル・リセットを機会に、Real VGAは使わずに、Force Hi-resolutionでいくつかのソフトをVGA化してしばらく使用してみようと思います。


ところで、今日フル・リセットとなった後は、ドライバが手元になかったためにThumbKeyboardを付けずにしばらく使っていたのですが、hx4700本体だけだとかなり薄くて軽いですね。この本体にVGAと2スロットとBT/WirelessLANと1800mAhバッテリが詰まっているなんて、やっぱりすごい!!   まあ、電源ボタン回りにスタイラス、イヤホンジャックと密集している上に、CFスロットがなぜか電源ボタンよりにずれて配置されているので、通信カードさしてイヤホン付けてると、電源ボタンは押しにくいしスタイラスは取り出しにくい、という設計上の弊害がありますが。