最強?
何故か手元にThumbkeyboardがあります。金曜日の夜に、"Your order has been canceled"っていうメールを受け取ったのに、土曜日の夜に届きました。hpの手違いでしょうか。キャンセルのメールを受けとっていたので、金曜日の夜中にもう一個注文してしまいましたが。
以下、簡単レビュー。
- キーボード部分に加えてアタッチメントが3種類付属。よって機種変更しても大丈夫? でもはっきり言って無駄。
- アタッチメントは本体を囲むように出来ていて、かなり丈夫で装着時に不安定になることはない。逆に外すときには結構力を加える必要あり。幅や厚みの異なる機種でも対応できるように結構考えられて作られている。
- 頑丈なアタッチメントのおかげでh2210用のものより横幅/厚みとも増す。横幅は本体も大きいからしょうがないが、厚みはせっかくタッチパッドなんだから何とかしてほしかった。
- h2210用と形が多少変わったため、角とか多少の出っ張りが気になるが、これは慣れの問題か。
- 液晶カバーは干渉するが、多少斜めになることが我慢できれば、使えないこともない。カバーの材質はそれほど堅くはないので、いざとなれば、削るなり切るなりすれば大丈夫そう。
- キートップ他、基本的にはh2210用と全く同じと思われる。慣れてる人は違和感はそれほどないでしょう。個人的にはh4350のようにキートップが光ってほしかった。
- キー配列もh2210用と同じ。ただし、ブルーボタンとオレンジボタンが入れ替わっていて、あわせて表示されている色も変更。
- キーボードの土台の色がガンメタリックになり、キートップではなく台に印刷されている文字や記号、すなわち、オレンジキーを押して使う文字や記号(h2210ではブルー)が見えにくくなった。h2210用みたいなシルバーとは言わなくとも、もう少し明るい色にしてほしかった。
- ドライバは若干変わった? バイナリエディタで、アドレス帳起動のショートカットにIMEのon/offを割り当てようとしたが、うまくいかず、仕方ないので録音ボタンにFEPtglを割り当てる。h2210用のドライバが動くかは試していないが、h2210用のMicroKeyboardは物理的につなげても動作しなかったって、どこかのwebで見たような気がするので、たぶん無理かな。
- いくつかのキーで、押したはずなのに入力されないことがあるが、h2210でもあったことで、慣れの問題と思われる。今は、"a"の反応が悪い。
- 装着すると、Activesync完了と同じ音が鳴る。装着したまま電源をいれても鳴るんですが、なんとか止まりませんか?
- 大容量バッテリとの同時使用可能です。巨大PDAができあがりますが、無線LANしほうだいです。投資が無駄にはなりませんでした。ただ、液晶カバーがきちんと後ろまで回り込まなくなるので、若干打ちにくくなります。
Thumbkeyboardの全体的な印象としては、汎用性を高めた分、装着感や使い勝手がh2210用よりも少しだけ劣る感じはしますが、慣れれば気にならないかもしれません。それより、きちんと発売してくれたことを感謝しますし、VGAとの組み合わせはh2210以上です。
このキーボードのためにhx4700を選んだようなものですし、これで動きの難しいタッチパッドに煩わされることはなくなりましたが、BTKeyboardも不要になったかもしれません。
また、改造すればアタッチメントなしでも使えるかもしれません。そのままでは浮いてしまいますが。
あとは、メモリを128MBにすれば、最強か。
最後に、hpのパッケージには各国語の表記が並んでいますが、"親指キーボード"と日本語の記載がありました。日本語ドライバはなかったのですが、日本語版の発売も検討されているのかもしれません。h2210用のはどうだったけかな。
以上Thumbkeyboardで入力。MicroKeyboardではなく、Thumbkeyboardっていうのね。