Happy Hacking keyboard Lite2

購入しました。肩こり・腱鞘炎が悪化したので、なるべく良いキーボードを使おうと思った事も有り、会社用に購入に踏み切りました。PFUの製品なのですが、アメリカでも売っているとは知りませんでした。もちろん英語配列しか売ってませんが。Professionalにも惹かれましたが、値段はともかくカーソルまでないのは心もとなく、Lite2にしました。色は白。汚れの目立たない黒が良かったのですが、通関に問題があって、米国内在庫なし、と言われました。すでに使い始めて2週間ほど経っています。
もともと会社ではIBMDellのキーボードを使っていたので、悪いものではなかったのですが、HHKはクリック音・クリック感や入力タイミングなど、けっこう良いです。

いちばん良いのはCtrlキーが通常のCapsLockの位置にあることです。これでショートカットがやりやすくなりました。もともと大文字小文字変換にCapsLockを使っていなかったので、こちらのほうが便利です。まあ普通のキーボードでもレジストリをいじって入れ替えはできるのですが。UNIX配列らしいですが、昔のPC98がこんな配列だった気がします。

テンキーはありません。Home/End/PGUp/PGDn/PrintScreenなどのキーもありませんし、Fn1-10キーもすべてありません。これだけないとけっこう潔いです。よくコンパクトキーボードで小さい面に詰め込んでいるものがありますが、HHKのようにあっさり割り切ったほうが使いやすいと思います。 テンキーはいざとなればUSBハブ経由の外付けで対応できそうですし、Home/End等々はそれほど使わないので、ショートカットで十分です。Fnキーも、DOS時代はともかく、GUIの発達した最近ではほとんど使いません。IMEの変換制御もCtrlキーを使ってできますし。

ただ問題もあります。Ctrl-CapsLock以外にも、PC用と比べて配列が入れ替わっているキーがあります。まず、Deleteキーが独立してありません(正確にはありますが)。通常のPCの英語配列キーボードと比べると、"`"の位置に"ESC"、"`"と"\"が"BS"の位置に、BSはなく、"Delete"が"\"の位置に、となっています。 "BS"が無いとかなり不便なので、DeleteキーはDIPスイッチを変更してBSにしていますが、"Delete"が"Fn+`"となるので、Windows系で使う"Ctrl+Alt+Delete"が"Ctrl+Alt+Fn+`"としなければなりません。日に何度も入力するわけではないので、我慢のきく範囲ではありますが。また、英語配列IMEのon/offは、"Alt+`"なのですが、思わず"Alt+ESC"と押してしまうので、Windowが変わったりします。IMEのon/offはそれなりに頻度が高いので、慣れるまで苦労しそうです。"Ctrl+Alt+Delete"とIMEのon/off以外は、概ね問題ありません。

ただ、これに慣れると他のキーボードが使えなくなっちゃうかも。